テーマパークを運営するラグーナテンボス(愛知県蒲郡市)
海水などを美容に利用する「タラソテラピー(海洋療法)」事業から撤退すると発表
「タルゴラグーナ」という名称で提供されていたサービスですね。
それだけでなく、同じ場所にあった「ラグーナの湯」と「ホテルラグーナヒル」も売却されるそうです。
2021年3月末で営業終了
跡地は会員制リゾートのリゾートトラストが取得、金額は非公表
土地面積は2万3千平方メートルで、ラグーナテンボスが運営する施設面積の1割
2003年から営業してきたので、17年ぐらい営業していたんでしょうか。
土地はリゾートトラストが運営する会員制ホテル「ラグーナベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」の隣接地
既存施設を取り壊してリゾートホテルを軸とした新施設を計画
管理人からひとこと
リゾートトラストはホテルをさらに拡大するということでしょうか。ラグーナの湯は「温泉」なので、温泉を活かした施設になりそうです。ラグーナテンボスはその名前から想像できるとおり、ハウステンボスと同じくHISが経営に関わっている企業です。親会社のHISも新型コロナウイルスの影響でかなり厳しい状況になっていますし、テーマパークの事業もかなり厳しいと思いますので、とくに収益力が低かった事業を売却した、ということなんでしょうか。こうなるとラグーナテンボスが営業するのはテーマパーク「ラグナシア」とショッピングモール「フェスティバルマーケット」だけになるとおもうんですが、今後・・どうしていくんですかねぇ。地方のテーマパークであり、長崎のような有名観光地とはいえない蒲郡では、今後も相当な差別化がはかられないと生き残りは難しいと思います。いずれフェスティバルマーケットはなくなって、テーマパークをさらに拡大する・・ということもあるんでしょうか。いや、それだけの投資ができればの話ですが・・。もともと埋め立てから始まっている事業で、蒲郡市も愛知県もほっておくことができない場所ではあると思いますので、どうなるか注目ですね。(以前はトヨタ自動車も経営に関わっていましたが)