ナムコナンジャタウン「もののけ番外地」事故(2005年7月)
サンシャインシティ内のテーマパーク「ナムコ・ナンジャタウン」で、お化け屋敷「もののけ番外地」の展示物を点検していた従業員が展示物の間に体を挟まれ、胸部を強く打って意識不明となり近くの病院に搬送されたそうです。
事故が起きたのは、もののけ番外地内のアトラクション「地獄旅館」の一角にある岩風呂に似せた直方体(深さ約1メートル)の可動式展示物。
客が岩風呂近くのセンサーに手をかざすと、空気圧でフタが開き、フタにぶら下がった妖怪にライトが当たる仕組みで、通常は、フタが開いてから13秒後にフタが閉まることになっていたということでした。
妖怪へのライトの当たり具合が悪かったため、従業員が午前10時の営業開始前、フタが開いた岩風呂の中をのぞき込む形で点検中、岩風呂とフタの間に胸部を挟まれたとみられます。
本来はメンテナンス担当の社員がする点検作業を運営担当の事故にあった従業員がし、遊具はふたが約10秒で閉まる運転状態のままだったそうです。